介護職員初任者研修の助成について知っておこう

介護職員初任者研修とは、昔で言うところのホームヘルパー2級に該当する資格です。全130時間のカリキュラムを修了し、そして筆記試験に合格するとこの資格を取得することができます。介護業界においては、介護に対する基本的な知識と技術を有している資格として認知されているため、所持していることで採用面や待遇面で優遇される場合が多い資格でもあります。

介護職員初任者研修に対する助成で、最も受講者にとってありがたいのは学費に対するそれです。介護職員初任者研修は自治体、介護福祉施設、民間の教育会社など様々な機関によって開催されています。学費はそれぞれが独自に設定しており、比較してみると驚くほど差があると言うことも少なくありません。

よってそれに対する助成にも種類があり、民間の教育会社に多いのは、早めに申し込むと学費が安くなるとか、インターネットを通じて申し込むと学費が値引きされると言う種類のものです。より多くの人が利用できるのではないかと考えられる助成としては、雇用保険の教育給付金制度を挙げることができます。これは雇用保険に一定期間加入したことがある、ないしは加入していると言う人が対象で、介護職員初任者研修にかかった学費が4千円以上の場合、申請をすれば10万円を限度として、その20%が支給されると言う制度です。自分がこの対象になるかどうかはハローワークで確認することができます。