胆石症とは?症状の発見と治療法について

胆石症は、胆汁が存在している胆嚢や胆管にできる石を総称していいます。部位によって症状は異なりますが、胆嚢結石が多いため、胆石症と言えば、胆嚢結石症をさす事が多いです。

胆石は、あっても症状のない人が多く、それを持っている事を知らないまま一生を過ごす人が少なくないです。昨今、健康診断や定期健診が一般化し、そこで発見するケースが増えています。

治療が必要となるのは、胆石による症状が見られる場合です。発作が起きた時は激しい痛みを伴います。しかし、注射や点滴などの治療で大部分が回復します。そのようなケースでも症状が緩和されない時は、入院治療や手術治療で回復を目指します。

胆石の内科的治療には、胆石溶解療法、体外衝撃波といったものがあります。一方、外科的治療として一般的なのは、手術で胆のうを摘出してしまう事です。

腹部の痛みや発熱がある場合は、手術をするケースが多いです。胆石によって痛みの症状が発生した場合は、早めの受診、治療が重要になります。痛みを放置すれば、胆嚢が腫れあがったり、周りの組織に癒着が起こったりすることもあります。また、日に発作を何度も繰り返すため、心身が疲弊します。

早期に治療を行えば、短期間で回復し、元気な社会生活を営む事ができます。