介護用品を買う時、失敗しないために気を付けたいポイントとは?

介護用品を買う時、失敗しないために気を付けたいポイントとは?

ご家庭で介護をする場合、多くの介護用品を揃えなければなりません。介護用品の選定には様々な知識を必要とするため、「どんなことに注意して介護用品を選べばいいの?」「介護用品はどこで買うのが1番いいの?」とお困りの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ご家庭で使う介護用品を購入する際、失敗しないためのポイントをお伝えします。

◇紙製品は使い心地にこだわって選ぶ

オムツや尿取りパッドなどの紙製品は、様々なメーカーから非常に多くの種類のものが発売されています。一見するとどのメーカーのものも同じように見え、同じような機能性をうたっていることから、「価格が安いものでいいのでは?」と考える方も多いと思います。

オムツや尿取りパッドなどの紙製品の中には、肌への刺激となるもの、反対に触れ心地にこだわったものがあります。オムツなどは長時間肌に触れるものであることから、肌荒れやかぶれなどの肌トラブルの原因になりやすいです。特に高齢者や刺激への抵抗力が弱まった方は、肌トラブルを起こすリスクが高く、使う紙製品の選定には注意が必要です。

オムツや尿取りパッドなどの紙製品は、医療費控除の対象となることがあります。医師がオムツなどの使用の必要性を示した診断書があれば、必要に応じて購入費の一部が変換されます。オムツなどの紙製品を購入した際は、必ず領収書をとっておきましょう。

◇衛生用品はストック分として多めに購入する

口腔ケアのガーゼやスポンジ、ストーマ用の洗浄剤などの衛生用品は、万が一切らした場合、代用が困難です。特に口腔内や陰部など粘膜に触れるものは、基本的にほかのもので代用することはできません。
高齢者や、体力の落ちた被介護者は、健康な人に比べ細菌などの刺激に敏感です。空気中に存在する自然な菌でも、体内に入ると体調不良を引き起こす場合もあります。こうしたことから、衛生用品は切らすことがないよう、多めに購入しストックしておくと良いでしょう。

◇継続して購入できるショップを選ぶ

介護用品は、介護をしている限り継続して必要となるものです。どれだけいい紙製品を入手し使ったとしても、継続して使わなければ意味はありません。こうしたことから、介護をする上では、必要な介護用品を継続して手に入れることができる環境を整えることも重要です。

もし近くに介護用品を豊富に取り扱うショップがない場合や、忙しくて頻繁に介護用品を買いに行けないという方は、通販ショップをうまく利用すると良いでしょう。おすすめは、病院で採用されているものと同じものが購入できる通販ショップです。そのようなショップの場合、病院で多くの方に使用されている製品を買えることから安心感があります。医療系の商社が運営している「Heart Plus」という通販ショップは、重介護者にも対応した介護用品や衛生用品の取り扱いが豊富でおすすめですよ。

介護用品は、被介護者の生活を守る大切なものです。購入の際には、被介護者の健康を第一に、適切なものを選んでくださいね。